収束に関するQ&A (5)

Q5: 2次的な汚染水の解決方法はあるか。

A5: 汚染源はデブリであり、デブリがなくなれば新たな汚染水は発生しません。
爆発時降下した放射能やすでに存在している汚染水の漏えい等の2次的汚染水発生の問題点が有ります。
1. トレンチに溜まっている1万2000トンの汚染水がトレンチの割れ目から流れ出します。また、新たな地震が発生すれば、トレンチや地盤に新たな割れ目ができて、海洋に漏れ出す可能性が有ります。
2. 地下水の冷却水への侵入 冷却水は地下室に漏れ出しているので、汲みあげないと地下室から溢れてしまうので、汲みあげていますが、地下水位が地下室水位より高く、1日400トン増加しつつあります。
3. 地下水の水位を下げて地下室への侵入を止めようとすると、地下室の汚染水が地下水へ流れ出し結果として海洋に汚染地下水が流れ込みます。
4. プラントに降る雨水とプラント外からも雨水が侵入しが汚染された土壌表面を流れ、しみ込んで汚染地下水を増加させます。

解決策
地震などで地盤が変形しても亀裂が入らないように、海側に新設された鋼性の遮水壁と現在の護岸との間を埋めたてて陸地化します
地下水位を下げる方法としてプラントの近傍西側に坑道を南北に掘削し水抜きを行い、水位を下げて地下水の侵入を防止します。冷却水の停止と冷却水の汲みだしと同期して次第に地下水位を下げます。
プラント外からの雨水の侵入を防ぐ水路をプラントの周囲に設置します。
プラントの水位を下げるにはプラント外の半円形の水抜き坑道を設置しプラント内の坑道と水位を同期させて水抜きを行い、プラント外の自然水が汚染水になることを防止します。

solution

収束に関するQ&A (5)」への2件のフィードバック

  1. 山辺真一

    2次的な汚染水の解決方法として遮水壁、西側外坑道等による囲い込み、デブリの鉛冷却等の案があるようですが時間が掛かることと思います。これまでの4年間、今後の数年をただ対策待ちで「汚染地下水」を生み続けていることが理解できません。主原因は2号機格納容器・圧力抑制室の破損漏えいです。破損部の封止、ができないならトーラス室ごと凍結止水をして少しでも早く流出混濁を防ぐべきに思います。トーラス室天井から熱交換パイプを挿入していけばスケートリンクのように固めてしまえるでしょう。圧力容器、格納容器上部までで一次冷却水を回す。流出を受けなくした溜り汚染水は出来る限り圧力勾配をつけないように沈静化させる。デブリ一次冷却水を隔離できてはじめてアンダーコントロール、時間を稼ぐことができます。

    返信
  2. 三宅 勇次

    山辺様
     民間福島事故収束委員会メンバーです
     汚染水の放置は技術的に間違った方法で行っていることも事実ですが、基本的には収束を遅らせることが目的である東電が実施しているところにあります。汚染水の漏えいが防止され、デブリが取り出された時には、社会は東電の責任問題を顕在化するでしょう。責任問題は責任者がこの世にいなければ、追及されることはありません。責任者が鬼籍に入る40年後を目標に収束を計るのが目的なのです。 だからと言って 何が一番良いか技術的に検討することも大事です。民間福島事故収束委員会はFaceBook グループで、収束の実現方法を検討しています。よろしかったらご参加ください。多くの人が参加し、最適な方法が決まれば、東電に対しての交渉力がつくと考えています。
     

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です