収束に関するQ&A (4)

Q4: 鉛冷却でなくても空冷で十分。鉛冷却の存在意味は何か。

A4: 強制空冷の場合、空気の抜け穴を開けない限り、空気は送り込めません。抜け穴にフィルターをつけなければなりませんが、フィルターはものすごい状況になり、とても近づいて交換できる代物とは思われません。フィルターが目詰まりすれば、空気の流れは直ぐに止まります。また、フィルターで放射能を除去できるとは思われません。放射能は外部にダダ漏れになるでしょう。空冷は危険極まりないと思います。これ以上放射能をばらまくわけには行きません。

一方、鉛冷却の効果は、鉛は融解温度が低いことから、融解に際して核燃料から熱を奪います。空冷の場合、デブリは固体状態で容器に接触しているでしょうから、接触している部分に熱が集中いたします。そして炉の壁を溶かすことになるでしょう。鉛を使う場合は、これが溶け出せば容器との接触面積が増加しますので、放熱効率が高まり、容器を壊すことは無いでしょう。だから安全なのです。

冷却水の場合には量的に多く必要であり、同じ重量であれば、水の場合は重心が高く、格納容器が危険にさらされます。

reactor_with Pb

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です