収束に関するQ&A (1)

Q1: 溶けた燃料は取り出すのか、封じ込めるのか。

A1: 格納容器から取り出しても放置することはできないので、安全な場所に封じ込み、保管場所が必要となります。

封じ込めは格納容器に放射能遮蔽体で覆い、格納容器が保管場所となります。
両者を比較すれば、取り出しの方がコスト高であることは明らかです。保管容器、移動、保管場所が余計に必要となるからです。安全性は取り出しが有利です、理由は安全な場所に安全な保管場所に保存できるからです。

また、デブリが圧力容器(PCV)内に存在するか、格納容器(RPV)に留まるか、地下にもぐり込んでいるかで大きく変わります。今までの経験ではチェルノブイリ(CHBL)は封じ込め、スリーマイルアイランド(TMI)は取り出しを行いました。

安全性をコストで割って比較すれば、どちらが優れているか判定できますが、安全性もコストも既存のデーターを持ち合わせていないので比較困難となります。TMIでは取り出しを、CHBLでは封じ込めがされましたが、封じ込めが完全でなく新たな封じ込めが始まっています。

推定が困難な場合は コストより安全を選択することを推奨します。つまり取り出しが本論理より導かれます。
参照 原子炉建屋 http://irid.or.jp/debris/Reference_J.pdf
reactor_building1.jpg

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